MENU
ポストリソソーム生物学 分解の場から始まる高次生命現象の理解 ⽂部科学省 学術変⾰領域研究B

Newsお知らせ

もっと見る

Outline領域概要

最近、リソソームを起点とした種々のシグナルが細胞内、細胞・組織間での情報伝達に積極的に働き、個体の寿命・老化制御を含めた高次生命現象において重要な役割を担うことが示されつつある。すなわち、生物は物質をリソソームに運んだ後のプロセス、「ポストリソソーム」も細胞・個体の生存戦略の一部に組み込んでいると考えられるが、そこで働くシグナルの実体や作用機序の全容は不明である。

本領域研究では、オートファジー・リソソーム、寿命・老化研究、脂質生物学分野の若手研究者からなる4班を組織し、線虫、ショウジョウバエ、ターコイズキリフィッシュ、哺乳類培養細胞を用い、個別の計画研究と領域融合研究によりポストリソソームシグナルの実体・作用機序解明を通して寿命・老化メカニズムの核心に到達することを目標とする。

領域代表挨拶はこちら

Advisor領域アドバイザー

吉森 保大阪大学・栄誉教授

有田 誠慶應義塾大学・教授

Adam AntebiMax Planck Institute for Biology of Ageing, Director